春を訪ねて 藤原岳へ


  ●場 所 三重県藤原町
  ●標高 藤原岳1144m  藤原山荘まで
  ●山行日 1994年3月13日(日)
  ●多治見から登山口まで JR多治見駅ーJR名古屋駅ー近鉄富田駅ー三岐鉄道西藤原駅
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
  ●コース 西藤原駅〜坂本谷登山口〜白瀬峠〜避難小屋〜大貝戸道〜西藤原駅
  ●参加者 丹羽、中村、中山
  ●コースタイム 西藤原駅
坂本谷登山口
滝状岸壁
白瀬峠
鉄塔
鉄塔
避難小屋
西藤原駅

9:05発
9:32〜9:40
10:25〜10:30
11:35〜12:30
12:43
13:10
14:05〜14:30
16:05着〜16:10発
 
周辺地図はこちら    
  


西藤原駅9:05発。
坂本谷登山口で休憩後、登り始める。

前回のテント泊の時はたくさん雪があったが、
1ケ月を過ぎているので、 登山口からしばらくの間、雪はなし。

もう少し行くと、雪が残っていた。

北斜面と南斜面とでは雪の量が全然違う

1時間くらい登っただろうか、南斜面で初めてフクジュソウを発見。

春は そこまで来ていると感じる。

登っていくにつれ、つぼみや五分咲きのフクジュソウたくさんになる。

セツブンソウも二輪見つける。
雄しべの紫色が鮮やか。

2月にテントを張った辺りはまだ雪が深い。
昨日降った雪のせいだろうか、 高山名産の花餅のような感じで、
氷の花を枝にくっつけていておもしろい。

11:25に休憩し、白瀬峠を目指して歩く。

さらさらの雪で風も強い。
つい先程春を感じたばかりなのに、真冬に逆戻りした感じ

下が凍って危ないのでアイゼンを着ける。

11:35、に着いた。

大地も草木もまだ長い冬の眠りの中にいて、とても静か。
いっせいに芽吹き、花が咲く季節が来るのか待ち遠しい。

アイゼンをはずし、避難小屋を目指して歩く。

鉄塔のところでは、晴れていたので遠くまで見え、
素晴らしい景色にお目 にかかれた。

避難小屋の少し上が、恰好のスキー場になっていて、
10人位の若者たちがそりに乗って楽しそうに滞りおりている。

キャーキャーという喚声を聞いていると、自分もやってみたいなあと思う。
しばし童心に帰ったような気分を味わった。

14:05、小屋について休憩。

コーヒーを沸かしていただいた。
暖かい飲 み物は最高の御馳走。

14:30、下りになるのでアイゼンを着けて降り始める。

何度か登った藤原岳だが、
こんなたくさん雪がある時に登ったのは初めて

雪が深いせいか、木の高さが低く見える。

6合目から登山道の雪が急に無くなり、
雪が解けてぬかるみ道となった。

5合目でどろんこになったアイゼンを外す。

2合日辺りで、中山さんのコンタクトがまつげにくっついているのに気付いた。
落ちなくて本当に良かった。

16:10の電車にまにあいそうなので、急いで駅に向かう。

16:05、駅に着いたが お店が休みでビールで乾杯ができなくて残念。

今日の登山はフクジュソウに出会えて良かった!


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